▪︎おひさし

7月から忙しくなりーの、体調崩しーの、メンタルも落ちまくりーのでしばらく学業は休んでおりました。
仕事は嫌でもやらないといけないからね、体調整えるの優先。
8月の頭には、何やら帯状疱疹というものになったらしく。
めちゃくちゃ軽症だったっぽくて、水脹れが出る前に落ち着いてくれました。
暑さが老体に堪え他のかもw

とはいえ、なんかこう色々と悶々と鬱々としつつ、やらなきゃなと言う圧迫感もありつつ。
そろそろ再開しないとですね。

最近、Youtubeでふと目についたHIKAKINさんの「8番出口」動画を見て、面白くていろいろプレイ動画を見ているうちに、どうやら映画化するらしい、と言うことを知って、翌日には映画館予約して観に行きました。

これ、ゲームと動画自体はだいぶ前に流行っていて、内容は知らずとも8番出口という名前だけは知っていたんですよね。きっと映画プロモの関係で動画が浮上していたんだろうなと。
まんまとマーケティングにハマってしまいましたよ、チッ…←

とはいえ、「あの」ゲームをどういう話で肉付けしたのか、とにかく興味津々で。
実際見に行って、「よかった!」と思いました。

映画見ながら「なんか話の展開わかっちゃったなぁ〜」となっていたのですが、観終わって家に帰ってからもしばらくいろんな「意味」の数々が頭の中をぐるぐるしています。

以下軽くネタバレ!なので閉じます。みたくない人は開かないでね。

おそらく、「少年」は「彼女が1人で産んだ未来の子供」であり「迷う男」の幼少期でもあるのかもしれない。
もうね、ふとした表情がニノさんにそっくりなんですよ。あとで他の人の感想を読み漁っていたら、ファンの方の感想で「ニノの子供の頃そっくり」とあって、きっと似た子役を探してきたんだろうな。と。髪型もだいぶ意識していたように感じた。
それと、歩く男。これがもう、河内さんの大はまり役。
歩いてる姿がすんごい綺麗なんだよね…人間味を感じないくらいに。
ご本人は舞台畑の方らしく、「「歩き」はずっと意識していたことなので、カンヌでこれはCG?と聞かれたのが嬉しかった」と言うくらいにはこだわりがあったらしい。

結局彼は異変に気付けず「人間じゃない」ものになってしまったのだけど、あのおじさんにそんな設定があったら…満面の笑み異変は彼になにがあったのかしら、と考えてしまう。
セリフを(音が大きいのと早口だったので)聞き逃してしまったのだけど、多分「俺は家族に会いたいだけなんだ!」みたいなことを言ったと思う。多分少年ってこの通路で迷う人の「大事な人」の象徴なんじゃないか、とも思ったけど、そうしたら女子高生にもなんかストーリーあったんだろうな。

女子高生は、めちゃくちゃ社会の闇を表しているなあっと思いました。
彼女は、自らあの空間に取り込まれたのかもしれない。
自分も大人になって毎日毎日同じ電車に乗って仕事して電車に乗って帰って…と毎日繰り返す大人になりたくない、と。

個人的にちょと残念かな、と思ってしまったのは「彼女」と「少年」役の演技力。
正直、彼女はそんなに出番があるわけでもないけど重要な役どころなのに、セリフも棒っぽくて…自分は「異変」と「冒頭の本物」の演じ分けがもっと欲しかった感じがある。でも明らかに異変だとだめなのか。そもそも彼女がどう言う人なのかはわからないので、演じ分けてもわからないという罠…。
子役は…仕方ないのかな…。演技力のある方ではなかったと思う。

歩く男が全体の雰囲気をまとめ上げてた。とにかく存在感がすごい。

ニノさんの演技については、自分はなかなかやるなあ…という感想だったけれど、「大根」と評している人もいて、演技力というか演技の好みなんじゃないかなと思ったり。
他の人も言っていたけれど、喘息設定と嘔吐はいらなかったんじゃないかな。

細かい点では賛否両論あるんだろうなとは思うけれど、考えれば考えるほど、脚本の奥深さに感心します。
ただ、いかにもなホラーではないけれど、ロッカーに一番ビビりました。音に。
この手の話でロッカーということは…あるだろうなと思っていたので、グロを覚悟したんですけど、映像よりも音の方が怖かったです笑
あとはがっつり津波の描写があるので、不安のある方はやめた方がいいかもしれません。
SNSでも注意を入れるべきだ、と言う話でトレンドに出ていました。

多少のホラーと津波が平気で、ゲームを楽しめた方には楽しめる映画だと思います。

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